この記事では、FCPX(ファイナルカットプロ)で新規の動画を作成する際に設定するプロジェクト・イベント・ライブラリについて詳しくまとめている。
ファイナルカットプロで動画作成する際、最初に設定する必要があるのがプロジェクト・イベント・ライブラリになる。
これらをうまく使いこなすことで、動画編集の整理がしやすく、複数の動画を同時に編集するときなどに便利だ。
イメージとしてはこんな感じだ。
引用:Appleサポート
しかし、新規でイベントを作る際などは細かい設定が多いため難しく感じる部分もあるだろう。
そこでこの記事では、FCPXのプロジェクト・イベント・ライブラリをうまく使いこなすテクニックについてまとめてみた。
まずは、それぞれの特徴から見ていこう。
Contents
【FCPX】ライブラリとは?
Final Cut Pro では、作品をライブラリで整理します。1 つのライブラリに複数のイベントやプロジェクトを入れることができます。ライブラリには、イベントやプロジェクトで使われるメディアや Motion コンテンツを入れておくこともできます。ライブラリを外付けドライブに移動すれば、Mac の本体容量を節約したり、別の Mac でプロジェクトを編集したり、ほかの人とプロジェクトを共同制作したりできます。
引用:Appleサポート
最初に見ていきたいのがライブラリだ。
ライブラリは一つのまとまりとして、カテゴリーのように使うのがおすすめになる。
動画をそれぞれジャンルやカテゴリーに分ける時に使うと良いのだが、YouTubeに応用するとすれば、1チャンネルごとに1つのライブラリを作るのがおすすめだ。
親と子の関係で例えるなら、親に当たるのがライブラリ。
分かりやすくまとめる際に便利なので、ライブラリは一つのジャンル名をつけるのがいい。
【FCPX】イベントとは?
Final Cut Proにビデオ、オーディオ、および静止画像を読み込むか、それらを直接記録すると、ソース・メディア・ファイル(生素材)がイベントに保存されます。イベントには、フォルダと同様に、プロジェクトのほかに数十、数百、数千のビデオクリップ、オーディオクリップ、静止画像を保存できます。ライブラリ内の各イベントはストレージデバイス上のメディアとデータベースファイルを参照します。このデータベースファイルはすべてのファイルの場所を追跡します。
引用:Appleサポート
続いてイベント。
イベントはライブラリをさらに細かく分ける際に利用する。
例えば、かなりニッチな例ではあるがこんな感じだ。
あなたがYouTubeにグルメの動画をアップするとして、とりあえずグルメのライブラリを作るだろう。
そこから和食の動画、洋食の動画、中華の動画などで別々に分けたい場合は、これらをイベントにそれぞれ分けてあげるのがおすすめだ。
【FCPX】プロジェクトとは?
Final Cut Proでムービーを作成するには、最初にプロジェクトを作成します。編集で決定したことと使用するメディアはここに記録されます。
新しいFinal Cut Proプロジェクトを作成するときは、以下の操作を行います:
- プロジェクトに名前を付けます。
- プロジェクトの保存先となるイベントを指定します。通常は、プロジェクトの作成に使用するメディアが含まれているイベントにプロジェクトを保存します。Finderからタイムラインにメディアをドラッグするか、「写真とオーディオ」サイドバーでメディアにアクセスしてタイムラインにドラッグすると、そのメディアは自動的にプロジェクトと同じイベントに置かれます。
必要に応じて、開始タイムコードを設定したり、プロジェクトにビデオ、オーディオ、およびレンダリングの特性を定義することもできます。
引用:Appleサポート
最後にプロジェクト。
これは動画1本1本の単位になる。
ライブラリとイベントで細かく分けたフォルダに動画を追加していく。
プロジェクトは一つの動画という認識でいれば問題ない。
プロジェクト・イベント・ライブラリを使いこなす!
これらをどうやってうまく使いこなせばいいのか?
難しく感じる方もいるかもしれないが、そこまで気に留める必要もない。
プロジェクトもイベントもライブラリも動画の整理に便利なだけなので、自分の好きなように整理してあげればいい。
ちなみに、僕の場合はYouTubeのチャンネル毎にライブラリを作っているだけで、イベントに特にこだわりはない。
使用しているPCがMacBookということもあり、作成してYouTubeにアップできた動画は削除するようにしているため、イベントを作らなくてもライブラリでざっくり区別することができるからだ。
もしも、あなたがプロジェクトやイベント・ライブラリを使いこなしたい場合は、とりあえずライブラリで大元となる親のフォルダを作り、イベントでその次の区画となる子のフォルダをつくる。
最後にプロジェクトという形で動画を追加していくだけなので、難しく感じる必要はない。
次はイベントやプロジェクトで動画を新しく作る際にしなければならない設定とイベントやプロジェクトの使い方・作り方について見ていこう。
FinalCutProXライブラリの作り方・使い方
それでは一から見ていこう。
まずは、ファイナルカットプロを開き画面左上の「ファイル」を選択。
↓
次に、新規▶︎ライブラリをクリック!
↓
するとライブラリの名前とタグ、保存場所の設定が現れるのでそれぞれ記入していく。
↓
ライブラリは先ほども解説した通り、分かりやすい大元となる名前をつけてあげるのがおすすめだ。
名前が記入できたら、右下の保存をクリック。
↓
これでライブラリが作成完了だ。
次にイベントを作っていこう。
FinalCutProXイベントの作り方・使い方
先ほどと同じようにファイル▶︎新規▶︎イベントをクリック!
するとイベントの設定画面が表示される。
まず、イベント名を追加していく。
ライブラリは先ほど作成したものを選択しよう。
↓
次にビデオのフォーマットだが、特にこだわりがなければデフォルトで設定されている『1080p』がおすすめだ。
また、4K対応の動画を作成したい場合は、ここを『4K』に設定してあげると良い。
YouTube用に動画を作成したい場合も1080pで問題ない。
↓
次に解像度を設定していく。
ここもデフォルトの1920×1000がおすすめだ。(横長の動画。よくYouTubeで見かけるタイプ。)
もしも、3対2の割合で動画を作りたいときや6対5くらいの割合(四角い画面の動画)で作りたい場合は、1440×1080、もしくは1280×1080を選んであげるといい。
↓
そして、レートの設定をしていく。
ここも特にこだわりがなければデフォルトの29.97pで十分だ。
YouTube用の動画を作りたい場合も29.97がおすすめ。
レートを下げれば下げるほど画像が荒くなり、上げれば上げるほど画質が綺麗になる。(しかし、上げすぎるとデータ量がかなり重くなり、YouTubeなどにアップしたり書き出したりする時間がかなり長くなるので注意。)
↓
最後にレンタリングのコーデック設定だが、ここもデフォルトのままでいい。
『Apple ProRes 422』
オーディオ設定もそのままでOK。
↓
これでイベントの作成が完了した。
これで動画を作成していけるわけだが、さらに細かく分類していきたい場合は、プロジェクトを設定していこう。
FinalCutProXプロジェクトの作り方・使い方
先ほどと同じようにファイル▶︎新規▶︎プロジェクトをクリック。
するとこのようにプロジェクトの設定画面が表示される。
プロジェクト名を入力し、イベントが先ほど作成したものか確認しよう。
↓
プロジェクトごとにビデオのフォーマットや解像度、レートなどを再調整できるわけだが、ここは特にいじる必要はない。
(ただ、「この動画は画質を綺麗にしたい!」とか「この動画は四角い動画にしたい!」という時は各々プロジェクトを作成する際に設定すると良い。)
右下のOKをクリック。
↓
これでプロジェクトが完成した。
↓
このような一連の流れでライブラリからイベント・プロジェクトを使いこなしていけるわけだが、基本的にライブラリとイベントを作ったらあとはプロジェクト(動画)を追加していくだけだ。
なので、毎回ライブラリやイベントを作る必要はない。
【FCPX】プロジェクト・イベント・ライブラリまとめ
ということで、今回はFCPXのプロジェクト・イベント・ライブラリについて詳しくまとめてみた。
これらを使いこなすだけで、FCPXの編集画面が分かりやすくなる。
また、どの動画がどこにあるのか?編集作業を進めるときに把握しやすい。
まぁ自分の好きなように区切って設定していけば良いわけなので、そこまで凝り固まる必要はないが、上手に使いこなしていくことをおすすめする。
それよりもイベントやプロジェクトを作成するときに設定するビデオのフォーマットや解像度、レートなどの方が重要なので、ここをきっちり把握した上で動画を作っていただきたい。
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